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イエロービジョンでは、ずっと昔から見続けてくれたお客さんから、ずっとすすめられていた音楽家である國仲勝男さんとようやくセッションすることが出来ました。


また、数年前にいくつか共演しました本田ヨシ子さんとの再会もまた、過去の自分に振り返ることが出来て、今の自分を捉え直すことにもなりました。

 

おふたりと、またお客さんのおかげで、イエロービジョンのこれまで踊った中ではもしかしたら一番小さい踊り場、半畳ほどの『場』によって、今まで追求し続けてきた踊りがようやく見えてきました。

 

踊る身体がしなやかに、自然の摂理のごとく無駄なく研ぎ澄まされた動きが好きです。

でも、本当に心惹かれるもの、見たいものは、人が一瞬一瞬を戸惑い、迷いながらも決断していく姿に心動かされます。

 

もしかしたら無駄かもしれない、でも必要である、そのぎりぎりの緊張感、何が起きても柔軟に飲み込んでいく動きとの揺らぎが、とても人間臭く感じられる。

 

その人間臭さに憧れを抱いているのかもしれません。


ある種の人間の情けなさ醜さを抱いた美しさが見たいと、そのために日々の訓練と鍛錬による積み重ねられた習慣があり、培ってきた技術を手放した時に見えてくるそのダンサーの身体を受け止めたい。

 

踊り始めるその一歩または一手をずっと続けていきたい。

 

改めて、そのことに気づかされたひと時でした。

初めて出会うお客さんから抱きしめられたり、私の動きを真似てみせてその感動を伝えてくれた時に、その人の身体から立ち現れるものに、逆に感動してしまった。


4年前から関わっている尾花藍子主宰のダンスカンパニーときかたちが、新作を発表します。

http://tokikatachi.com/works/

今回メンバーのひとりとして、その作品で踊ります。

昨年は前橋、そして今回はずっと踊りたい土地のひとつである札幌で。

一度しかない公演ですが、

またこの土地でご縁が繋がるように踊り紡ぎたいと思います。

ほんのひと時ですが、お会い出来るその時を楽しみにしております。


「DANCE EXHIBITION SAPPORO 2019 西区文化フェスタ」

http://conte-sapporo.com/ev10_des.php

今年も西区文化フェスタに、3組の多様なダンス作品がPATOSに集結します。

近年国内外に活動の幅を広げているが、自身のソロ作品は意外に札幌ではあまり上演していない印象の浜田純平。

昭和の女性をモチーフに、ユーモアを交えた作風が人気の昭和レディ。

昨年札幌で滞在制作を行ったことをきっかけに、今回東京から参加してくれるダンスカンパニー ときかたち。

札幌では一日に複数の小作品を観られる機会が減っており、新しい感性に触れる貴重な機会となると思います。

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出演:浜田純平、昭和レディ、ダンスカンパニー ときかたち

日程:2019年2月21日(木)

時間:開演 19:30(開場は開演の30分前) 終演 21:00(予定)

遅れてきた場合は作品と作品の合間に入場となる可能性があるため、お時間に余裕をもってお越しください。

料金:予約 2,000円 当日 2,500円

予約:CONTE-SAPPORO Dance Center

MAIL info@conte-sapporo.com TEL 080-5591-0098(森嶋)

または各出演者まで

定員:100名まで

会場:ターミナルプラザことにPATOS

地下鉄東西線「琴似駅」地下2F

琴似駅内の「西改札口前」にある「北洋銀行ATMの右隣」にパトスへの入り口があります。


イエロービジョンでの踊り、ムリウイでの踊り、それぞれ束の間のひと時、関わってくださった皆さま、有難うございました。

 

すっかり2月も終わりそうですが…何度も生活の中で振り返り、さざ波のように身体で感じたことを受け取り続けています。

 

ムリウイは大切にしたい場所のひとつで、開演前にたけしさんが席や照明を組みながら掃除をするその姿に『場』に対しての愛情を感じて、踊る身としても心洗われます。

 

命を吹き込み続けているように、そう、焚火をつくる時にずっと息を吹き込み続けて火を絶やさないようにしていた時のことを思い出します。

 

 

その『場』に『人』に足を通わせることを私は意識しています。

 

一期一会で、いつ何が起こるか分からないものですが、継続して関係つくっていくことで育まれるものがあると、今までの出逢いから教えてもらいました。


ムリウイで共演出来た細川さん、坂田さん、織原さん、たけしさん。

 

ムリウイだからこそ来てくれたお客さんも含めて、この時に踊ることが出来て、これからこの先身が引き締まり、はじまりを楽しむ想いです。

 

またこの『場』で踊る時に、どんな命を吹き込めることが出来るのか。

 

そう、振り返ってみると、みんなで焚火をしているようなひと時でした。

 

また、いつか。




(photo by Takashi Umejima)